新たな価値を創出する商業施設の展開 駅を拠点としたまちづくり 座談会新たな価値を創出する商業施設の展開 駅を拠点としたまちづくり 座談会

南海電鉄は、「南海グループ経営ビジョン2027」において、2018年度からの10年間の方向性を
「なにわ筋線開業に向け、沿線を磨く10年間」と定め、
基幹となる「なんば」および沿線の「駅を拠点としたまちづくり」に、一層の情熱を注いでいる。
渦中の社員たちは、南海のまちづくりにどんな魅力を感じ、どのように自らを成長させているのだろうか。
都市創造本部SC営業部の上司2名と若手社員2名に、5つのテーマについて語り合ってもらった。
  • 吉田 渉吾

    吉田 渉吾Yoshida Shogo

    都市創造本部SC営業部 課長
    2002年入社
  • 森川 保洋

    森川 保洋Morikawa Yasuhiro

    都市創造本部SC営業部 課長補佐
    2010年入社
  • 出原 芽久美

    出原 芽久美Dehara Megumi

    都市創造本部SC営業部
    2016年入社
  • 近藤 大介

    近藤 大介Kondo Daisuke

    都市創造本部SC営業部
    2019年入社

こんなふうに、まちづくりに
関わっています。

  • 近藤 大介
    2019年に入社し、その8月に現在の部署に配属となって、なんばパークスを担当。一年後、キーノ和歌山にも担当が広がりました。主な業務は二つ。一つがテナントの運営管理で、両施設の担当部分について、出店者に対する契約条件の交渉、テナントの入退店や改装に伴う工事関連の取りまとめなどを行っています。もう一つが販促業務で、なんばパークスとキーノ和歌山の施設への集客や店舗売上を向上させるためのイベントや施策の企画・運営に取り組んでいます。
  • 出原 芽久美
    入社5年目で、一貫して商業施設の運営管理に携わってきました。現在は、なんばパークスの一部を担当。さらに、昨年の8月からは、近藤さんとも一緒にキーノ和歌山の販売促進活動を推進しています。
  • 吉田 渉吾
    私は課長として、なんばパークス、PLATPLAT、いずみおおつCITY、キーノ和歌山という沿線4施設の運営管理をあずかっています。新設のキーノ和歌山については、昨年6月の開業に至るまでの2年間にわたり企画・開発の責任者を務め、コロナ禍への対応にも奔走しました。みなで工夫を重ね、お客さまに喜んでいただける施設としての成熟を目指しているところです。
  • 森川 保洋
    吉田課長を補佐する立場で仕事をしています。キーノ和歌山のオープンまでの2年間は開設準備に専念。現在は、主になんばパークスとキーノ和歌山の2施設についての補佐役としてマネジメントを手伝っています。
近藤 大介

南海のまちづくりの
強みや特長は?

  • 吉田 渉吾
    複数の商業施設を組み合わせて“点にとどまらず面として広がるまちづくり”を実践しているのが一番の特長です。その代表がなんばエリアで、まちのイメージを変えてしまえるほど大規模な開発に携われるので、強い使命感を持って取り組むことができます。個々が魅力的であることはもちろん、全体として多彩で調和が取れた一つのまちとなるように計画していくところに、規模の壮大さ、難しさとおもしろさを感じます。まず、なんばエリアが先行し、その後、駅を拠点とした沿線開発が進んで、今も、泉ヶ丘など複数のプロジェクトが同時進行しています。
  • 森川 保洋
    南海のまちづくりは大規模でありながらきめ細かくて、開発と運営管理を完全に分ける会社も多いなか、全て自前でやっています。商業施設のテナントリーシングも、ここぞと思った店舗と直接交渉し、それが出店につながっていきます。そこが担当者としての一番の醍醐味であり、だからこそどの商業施設にも狙い通りの個性が出せるし、引いては、全体の調和なども考えていけます。
  • 近藤 大介
    僕は南海沿線外出身で大学も関東でしたが、なんばに遊びに行くたびに道頓堀周辺のざわざわした感じが大好きになり、まちの様子がわかってくるにつれてなんば=南海というイメージができあがっていきました。近隣に商業施設やオフィスビルが建ってまちが変わっていくのも目の当たりにして、まちづくりという仕事の影響力の大きさも再認識しました。
  • 出原 芽久美
    私も学生時代からなんばのまちづくりは知っていて、入社後、それが沿線へと大きく広がっていることを知り、その幅広さに改めて驚かされました。私自身はまだ直接開発を担当したことはありませんが、担当フロアで店舗が入れ替わる際にはリーシングに関わったり、販促活動で個性的なイベントを行ったりして、まちに新たな魅力を付加していくことはできているのかなと思います。最近だと、なんばパークスのリニューアルで、パークスガーデンのリニューアルや新店舗のオープンを手がけ、コロナ禍で実現できないことも多いなか、お客さまからご好評をいただいたことがとてもうれしく印象的でした。
  • 近藤 大介
    私も、新入社員として配属されてたった2か月後の10月から早速先輩と2人でなんばパークスのクリスマスイベントを担当し、パークスホールでたくさんのクラゲを泳がせた水槽と音楽を組み合わせたヒーリング空間を提供したり、キャニオンストリートでコンサートを開いたりしました。企画立案、告知物の作成、SNS・HPなどでのPRと初めてのことばかりでしたが、周囲に支えられて当日を迎えることができ、多くのお客さまが楽しんでおられる姿を見てとても感動しました。
吉田 渉吾
南海のまちづくり

最新事例の2020年立ち上げの
キーノ和歌山の魅力とは

  • 吉田 渉吾
    企画面で目新しい魅力の一つは、「蔦屋書店」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが関西で初めて手がけた市民図書館の存在です。商業棟についても、食品などを扱うデイリーユースフロアでは多数の専門店に入っていただいてスーパーマーケットを構成し、レストランフロアでは全国チェーンが1店も入っていないフードホールを実現しています。他にも、クリニックゾーンあり、ネットカフェあり、スポーツジムあり。地元のお客さまの日々の生活を豊かにするコンテンツをたっぷり盛り込んで、ここから再開発がさらに広がって多くの人が移り住む魅力あるまちとなっていく契機となることを目指しています。
  • 森川 保洋
    商圏などのデータ面では大手の出店が難しい状況を逆手にとって、企画段階から地元密着に徹し、それをとことんやり切ったのがキーノ和歌山です。スーパーマーケットもフードホールも、和歌山の食の楽しみが凝縮されていて、ただ歩くだけで宝探しのように楽しんでいただけると思います。
  • 出原 芽久美
    テナント様の大半は商業施設に出店するのは初めてという地域の有名店・人気店で、地元愛が強く、みなさんとても前向きです。オープン直後の10月にバルチケット1枚で各店のバル限定メニューが楽しめる“キノバル”というイベントを開催したところ、どの店も気合十分のスペシャルメニューをご用意くださって、お客さまは大喜び、施設内の絆も一気に深まりました。私は常にアンケート調査やSNSなどでお客さまの声に耳を傾け、お客さま目線に立って発想することを心がけていますが、キーノ和歌山ではテナント様との距離が近く、お客さまへの想いをしっかり共有して施設の活性化を図っていける手応えがあります。
  • 近藤 大介
    全国の商業施設に出店されているような大手はそれぞれにルールをお持ちで店舗運営にも制約がかかりがちですが、キーノ和歌山にはそれがないので、ちょっと尖った企画、たとえば、スーパーマーケットがフードホールの飲食店の人気メニューを集めて弁当を作り、販売するといった型破りなイベントなども実現可能です。僕の立場から言えば、お客さまに喜んでいただくために、テナント様と共に自由な発想でさまざまなチャレンジをしていけるということで、とても楽しくやりがいを感じます。
出原 芽久美
キーノ和歌山

キャリア形成の面で、
今感じていることは?

  • 森川 保洋
    私は入社11年目ですが、実は採用時に「和歌山の駅の開発をやりたい」とアピールしていたんです。すると2年目からなんばパークスで販促やテナントリーシングを担当させてもらい、どんどん裁量権も与えられて、おもしろくて夢中になりました。その経験が確かなベースとなって、キーノ和歌山の開発のラスト2年間を担当し、思う存分、やりたかったまちづくりを手がけることができました。思えばうまくステップを踏ませてもらったなと思います。今はコロナで手一杯というところがありますが、こうした危機対応の経験も必ず将来の糧になります。しっかりこれを乗り越え、今後の課題であるマネジメントにも挑戦したい。若いメンバーたちに、自分がやってきたようにのびのび仕事に取り組んでもらえる環境を提供していきたいと思っています。
  • 吉田 渉吾
    私がマネージャーとして大切にしているのは、チームで役割を分担してまちの管理運営を行うなかでも、一人ひとりが細切れの仕事に終始するのでなく、お客さまを楽しませる喜びやおもしろさを実感できるように配慮することです。
  • 近藤 大介
    仕事のダイナミックさや提供できる価値の大きさは十分に感じ取らせていただいています。森川さんに倣ってしっかり基礎を培い、次は商業施設の大規模リニューアルに挑戦したいと思っています。フロアコンセプトやブランドの構成、テナントリーシングまで一貫して携わり、お客さまにとって一層魅力的な施設を作るための一翼を担いたい。さらには、そうした経験を活かして南海電鉄全体に貢献できるようになりたいと考えています。
  • 出原 芽久美
    私は5年目になり先輩も後輩もいるなか、うまく両者の橋渡しの役割が果たせるように頑張っていきたいと思います。子育ても仕事もしっかりこなしている女性の先輩も身近におられ、ワークライフバランスに対する不安はありません。これまでの商業施設の運営管理業務の経験を活かして、まちづくりの開発部門など幅広い業務に挑戦し、ゆくゆくは電鉄全体のプロモーション活動など、お客さまの反応が返ってくる仕事を手掛けていきたいと思います。
森川 保洋

就活の思い出や
学生の皆さんへのメッセージを

  • 近藤 大介
    南海は、実に親身になって就活全般を支援してくれるなど温かく、「働くならここ」と心が決まりました。僕が仕事を通じて実現したいのはお客さまに価値を提供すること。会社はそのための手段だと思っています。皆さんも、自分の想いや夢の実現につながる会社を見つけられることを祈っています。
  • 出原 芽久美
    同感です。私が南海を選んだのも、面接で“自分のやりたいこと”を具体的に掘り下げて聞いてくれたから。やってみたいなと思うことを実現できそうかどうか、雰囲気やにじみ出る人柄はどうかなど、自分なりの観点からたくさんの企業を見て決めることも大切にしてください。
  • 森川 保洋
    就活をどこから始めればいいのかわからない人も、大本命が決まっている人も、とにかくいろんな企業を見てみることです。するといろんなことが見えてきて、本当に心に適った道が見つかると思います。南海は、年次に関係なくどんどん仕事を任せる会社なので、指示を待つのでなく、自分なりの考えを持って進んでいくタイプだと思う方は、ぜひエントリーしていただきたいです。
  • 吉田 渉吾
    当社は基本的には堅実さが重視されますが、まちづくりなどユニークな個性が活かせる部門もあるので、いろんなおもしろい人に入ってきて欲しいと思っています。就職は、どこの会社を選ぶにしても先々何十年とそこで過ごすことになる大きな選択です。できるだけ数多くの企業を見て慎重に判断してください。そのうえで、最終的に南海がいいねと思ってもらえるなら、こんなにうれしいことはありません。多くの出会いを楽しみにしています。
吉田森川出原近藤