現在の仕事内容

駅舎などの新設工事やリニューアル工事を担当しています。補助金関係をはじめとして、工事を進めていく上で必要となる協議を国や自治体と行い、滞りなく工事が進むよう統括としての役割を担っています。最近、現在の部署に異動になりましたが、異動前は、設計図面のチェックや工事中に起きた問題を職人さんと協議して解決したり、タイルの柄を決めたり、より工事の現場に近い役割でした。現在はそれよりも統括的な業務で管理する立場です。
鉄道建築は、本当に多くのお客さまが日常の中で利用します。時にまちのイメージを決める重要な空間となります。まずは、まちの拠点として駅を、誰もが安心して使いやすいよう作りあげることが重要です。そして、「この駅だからこそ」のこだわりを反映することでより魅力的な場所にしたいと考えています。そのための各所調整は社内外で苦労することも多々あります。調整や検討を重ね、何度も完成を想像した姿が形となった瞬間は達成感を感じます。またお客さまがその施設に触れ「良くなった」「ありがとう」と言ってくださることは他には代えがたいやりがいです。

入社前、入社後のイメージの変化

入社前から「若手に任せてくれる」というイメージはありましたが、思った以上に何でも挑戦させてくれると驚きました。入社半年で大きな駅の工事を担当させてもらえただけでなく、デザインもやりたいと言えば床や壁、天井の素材選びから、照明の器具や個数、照らし方、色味全てを考えさせてくれました。
（もちろん、メンテナンス・値段・安全性等の検討の上で出来ないこともあります。）プレッシャーもありましたが、最後まで信じ、任せてくれたことで、大きなやりがいを感じることが出来ました。

入社を決めた理由

沿線のまちと南海電鉄の人の魅力です。大学では都市計画を専攻し、まちづくりに携わりたいと思い就活していました。私は均一に綺麗に整頓されたまちより、個性に溢れるまちに魅力を感じています。南海には、海が綺麗なエリアから世界遺産の高野山や百舌鳥古墳群、日本の玄関口となる関西空港、だんじり祭で盛り上がる岸和田、食い倒れのまち難波…と個性が溢れるエリアを有していることが入社を決めた理由の一つです。また、リノベーションスクールやなんば駅前広場計画など今ある場所を活かし、魅力を育てようとするまちづくりに取り組んでいるところも決め手でした。想いを持った社員さんが多く、お話して共感できることが多かったことも理由です。