鉄道のフィールドから、
地元大阪の発展に貢献したい。

運輸 2019年入社

現在の仕事内容

私は入社後、鉄道の駅係員、車掌、運転士そして乗務員職場の監督職を経験してきました。現在はその経験を活かし、本社で運輸部門における就業環境の整備や、鉄道のDX推進など施策の検討をしています。現場の仕事を経験したからこそ分かる、当社の鉄道事業の強みや課題を踏まえ、鉄道サービスの向上を目指しています。
現在、DX推進プロジェクトとして、FAQの導入に携わっています。この取り組みにより、お客さまが当社の鉄道利用の際に知りたい情報をインターネットから簡単に閲覧できるようになりました。データ分析を定期的に行い、より利用しやすいサービスにできるよう尽力しています。運輸部門の仕事の魅力は、自分の仕事の結果が明確に見えるところです。FAQ等の利用はお客さまの姿を直接見ることはできませんが、サービスの利用者増加や、アンケート等を通じての評価を目にすることでやりがいを感じます。

最も印象に残っているエピソード

電車の運転士としての経験です。期間は短いのですが、これまでの人生の中でも印象深い経験になりました。多くのお客さまを乗せて電車を動かすことに最初は不安な気持ちもありましたが、その瞬間は自分にしかできないという責任感を強く意識しました。この経験を通して、鉄道会社において最も大切にするべきものは“安全”であることを強く認識し、現在も常にその意識を持つよう心がけています。

南海電鉄で実現したい目標・夢

南海沿線の魅力を向上させ、活性化していきたいです。関西は多くの地域で人口減少が進み、まちの活気が失われつつある地域もあります。人口減少を食い止めると同時に、人口が減少しても選んでいただける、元気のあるまちを鉄道から作りだしていきたいです。まちのイメージは、駅の印象が大きく関係します。まちの玄関口である駅、その土地への移動手段である電車のイメージを向上させ、選んでいただける沿線にすることが目標です。

入社前、入社後のイメージの変化

入社前から社員の仲が良い印象がありましたが、その印象は変わりません。私の同期も仲が良く、仕事でのつながりもあり、協力し合う場面も多いです。また鉄道会社というとアナログなところが多いイメージでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大等の影響もあって、最近ではスピード感をもってDX化が進んでいるように感じます。

入社を決めた理由

鉄道のフィールドから、地元大阪の発展に貢献したいという思いで入社を決めました。南海沿線は大阪の中でも特に古くからの建物やまち並みが残っています。このまちの魅力を残しつつ、人を沿線に呼び込み、発展させたいと思いました。また当社の先輩社員を見て、この先も一緒に働きたいと思ったことも入社の決め手となりました。社内の雰囲気があっていると思って入社したのは、良かったと今でも感じています。

休日の過ごし方

シフト制の勤務体系の時は、平日休みがあり、よくスーパー銭湯に行っていました。平日休みは、どこも空いているので外出しやすいです。同期とも予定が合えば旅行に行くこともあります。今年はみんなでラフティングに行きました。

1日のスケジュール

  • 出社
    メール、予定確認
  • FAQ反映作業
    前月のデータをもとに修正します
  • 現地ヒアリング
    堺東駅に向かいます
  • 昼休憩
    同期と予定が合えば近くのお店に行きます
  • 会議
    他社とweb形式で行います
  • 研究発表会の打合せ
  • 定例会資料作成
    翌日の準備をします
  • ToDoリスト更新
  • 退社

学生へメッセージ

仕事を決めることは今後の人生も左右する大きな決断です。一つの企業、職業に固執するのではなく、広い視野で多くの企業を見てもらえたらと思います。自分がどのような生活をしたいのか、人生で何を大切にしたいのかをよく考え、職業、職場風土等が自分に合う企業を見つけてください。