TOPICS
FRONT LINE
NANKAIの最前線
エキスパートコースVer
エキスパートコースで入社された方には、
南海電鉄の未来に関わるプロジェクトに参画いただくこともあります。
その最前線の様子を一部ご紹介します。
O1
自動運転走行試験を
2023年から開始
O2
グレーターなんば
ビジョン
O3
他社に先駆けた
キャッシュレス化対応を
推進
O1
2023年から開始
プロジェクト概要OVER VIEW
現在の当社の運転士は約7割が45歳以上となっており、今後の労働人口の減少を見据えると将来的な運転士不足が大きな課題です。自動運転技術はこの課題解決策として非常に重要な技術と言えます。
南海電鉄は2022年7月から、株式会社京三製作所とともに自動運転実証試験の準備を進め、2023年8月29日より走行試験を開始しました。運転士免許を持たない係員が緊急停止操作などを行う、「係員付き自動運転(GOA2.5)」の実現を目指しています。2023年12月15日までに、1100回以上の停止試験を実施し、その97%が決められた位置から前後1メートル以内に停止するなど、着実にプロジェクトは前進。
技術導入できれば他の鉄道事業者にも応用できることが見込まれており、広範囲に影響が与えられるプロジェクトです。
本プロジェクトのポイントPOINT
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01
今後起こりうる労働力不足の社会課題解決に寄与
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02
「係員付き自動運転 (GoA2.5)実現」を目指している
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03
技術が確立できれば他の鉄道事業者に応用できることが見込まれている
O2
ビジョン
プロジェクト概要OVER VIEW
南海グループが都市開発を始めて90年以上経過するなんばエリア。全国有数の繁華街であるこの街が、訪れる皆さまにとって「推しの街」となるよう、あらゆるステークホルダーとともに街の魅力を創りあげていこうというのが「グレーターなんばビジョン」です。
大阪・関西万博の開催、大阪IRの開業、さらに当社ではなにわ筋線開業といった大阪経済に刺激を与えるチャンスに向け、まちづくりビジョンとして「ENTAME-DIVER-CITY ~Meet!Eat!Beat! On NAMBA~(エンタメダイバーシティ ~ミート!イート!ビート!オン ナンバ~)」を策定。「出あう・味わう・心弾む」という3つの体験要素を軸に、このエリアが人を惹きつけ続ける次代のなんばになれるよう、南海グループが積極的にまちづくりに取り組んでいます。
本プロジェクトのポイントPOINT
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01
パークスガーデンのリニューアルなどの施設ブラッシュアップを通じた、都市品質の向上
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02
「なんば広場」や、新街区「なんばパークスサウス」など、多彩なステークホルダーとともに、多様な人々が集まる拠点の開発
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03
なんばにワクワク感を持ち、来たくなる魅力的な企画づくり
O3
キャッシュレス化対応を
推進
プロジェクト概要OVER VIEW
インバウンド消費や各企業のキャンペーン、コロナ禍による「非接触」への消費者意識の高まりといった社会情勢を追い風に、キャッシュレス決済は着実に拡大を続けています。
その中で南海電鉄は、2021年に「駅改札でタッチ決済ができる専用改札機」を国内で初めて導入しました。タッチ決済機能のあるカードやスマートフォン、ウェアラブル端末を入場時と出場時に専用機へかざすことで、きっぷや交通系ICカード不要の運賃精算を実現。さらにタッチ決済の取扱い開始に合わせ、QRコードを利用した乗車券「南海デジタルきっぷ」の実証実験を実施。2023年からはリニューアルの上、通年販売をスタートし、駅に行くことなくきっぷを事前購入できるようにするなど、あらゆる形でのキャッシュレス化を推進しています。
交通分野において、欧州をはじめとする海外ではすでにタッチ決済による交通利用が一般的となっており、海外の旅行者にとっては移動が円滑になるだけでなく、利便性の向上からインバウンド消費の拡大にもつながるため、当社グループにとって重要な施策の一つです。
本プロジェクトのポイントPOINT
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01
2021年に国内で初めて、駅改札でのタッチ決済による入出場を実現
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02
2023年にはQRコードを利用した乗車券「南海デジタルきっぷ」の通年販売開始
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03
海外の旅行者の利便性を大きく向上させ、インバウンド消費も促すことに寄与できる